判例

憲法判例

最大判昭25.9.27 昭和24年新(れ)第22号:昭和22年勅令第1号違反、衆議院議員選挙法違反 刑集 第4巻9号1805頁

要 旨 何人も同じ犯行について、2度以上罪の有無に関する裁判を受ける危険に曝さるべきものではないという場合における危険とは、同一の事件においては、訴訟手続の開始から終末に至るまでの1つの継続的状態をいい、同じ事件における1審・控訴審・上告審...
刑法判例

札幌高判昭27.11.20 昭和27年(う)第533号:詐欺被告事件 高刑集5巻11号2018頁

売淫者を欺罔(もう)して売淫料の支払を免れても、「財産上不法の利益」(刑法246条2項)を得たとはいえず、詐欺利得罪(刑法246条2項)は成立しない。